Keith Haring: Endless
2020/02/22 (土)
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2021/05/09 (日)
会場:中村キース・ヘリング美術館
後援:米国大使館、山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会(申請予定)
協力:キース・ヘリング財団、シミックホールディングス株式会社、公益財団法人多摩市文化振興財団
キース・ヘリング没後30年を迎え、時代を超えてヘリングの芸術が社会へ与え続けるインパクトを紐解きます。
1990年2月16日エイズによる合併症のため31歳でこの世を去ったキース・ヘリング。1978年にペンシルベニア州からニューヨークに移り、ストリートアートから瞬く間に80年代現代美術シーンで頭角を表し世界中にその名を轟かせました。地下鉄構内の空いた広告版にチョークで描いたサブウェイドローイング、絵画、彫刻作品だけでなく壁画制作、パブリックアートやワークショップ、アンディ・ウォーホル(1928-1987)の勧めによるポスター制作など商業的な分野への挑戦、自身でデザインしたグッズを販売する《ポップショップ》のオープンなど、短い生涯のなかで多岐に及んだ活動の根底には「アートはすべての人のために」という信念がありました。
本展のハイライトとなるのは《オルターピース:キリストの生涯》(1990年)です。教会の祭壇画(オルターピース)として制作された最期の作品です。ブロンズに白金箔が施され、三連祭壇画の様式を踏襲し聖母子像や天使がヘリングの確かな線で刻まれています。また自身が被写体となった一枚の写真をもとに制作した《無題(自画像)》(1988年)や、子どもたちが自由に物語を想像できるように描かれた《赤と青の物語》(1989年)を展示。
さらに、ウィリアム・S・バロウズ(1914-1997)とキース・ヘリングによる共同作《アポカリプス》を公開いたします。
現在でも世界中で展覧会が絶えず開催され、ファッション、社会活動、エンターテイメントなど多種多様な場面で作品が起用されています。ヘリングのアートの力は生死を凌駕して増幅し続けているのです。
本展のハイライトとなるのは《オルターピース:キリストの生涯》(1990年)です。教会の祭壇画(オルターピース)として制作されたヘリングの最期の作品です。ブロンズに白金箔が施され、三連祭壇画の様式を踏襲し聖母子像や天使が刻まれています。
また、東京都多摩市で約500名の子ども達と描いた壁画《マイ・タウン》、《平和》(1987年、多摩市文化財団蔵)を3年ぶりに当館にて公開いたします。
INSTALLATION VIEW
インスタレーションビュー
Photo by ©︎Shu Nakagawa
《オルターピース:キリストの生涯》1990年
《無題》1988年
《赤と青の物語》1989年
《マイ・タウン》1987年、公益財団法人多摩市文化振興財団蔵
《無題》(1983年)のブラックライトによる特別ライトアップ
土曜日、日曜日、祝日の限定点灯