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館外展

Keith Haring

2021/11/12 (金) - 2022/04/18 (月)
会場:パラッツォ・ブルー
住所:Lungarno Gambacorti, 9, 56125 Pisa PI, Italy
Con il patrocinio di: Ministero della cultura, Regione Toscana, Comune di Pisa, United States Consulate General Florence
Prodotte e organizzato da: Fondazione Pisa Mondo Mostre

2021年11月12日から2022年4月18日まで、ピサのパラッツォ・ブルーで開催される「キース・ヘリング」展は、ピサ財団がモンド・モストレ社と共同で企画し、中村キース・ヘリング美術館が特別参加するもので、中村キース・ヘリング・コレクションのチーフ・キュレーターである梁瀬薫がキュレーションを担当します。
この展覧会では、中村和男が日本のキース・ヘリング美術館に所蔵している個人コレクションから、170点以上の豊富な作品をヨーロッパで初めて紹介します。
ピサで展示されるのはヘリングの初期作品から最新作までで、《アポカリプス》(1988年)、《フラワーズ》(1990年)などのシリーズや、様々なドローイング、彫刻、《無題》(1985年)のようなキャンバスに描かれた大作など、多岐にわたります。鮮やかな色彩と陽気な芸術作品で広く知られるヘリングの作品は、彼の短い芸術的放物線を知らない人々にもよく知られ、親しまれています。というのも、彼の様式化された動く小人、ハート、犬、そして彼のサイン全般は、世界中の人々やその他のイメージの一部となっており、これらが彼を1980年代のポップカルチャーと芸術の象徴としたのです。

展覧会サイト

HIGHLIGHTS

見どころ

ヘリングは、ニューヨークで当時学生だったピエルジョルジオ・カステラーニと出会い、彼の提案により1989年にピサを訪れ、駅前に位置するサンアントニオ教会に巨大な壁画《トゥットモンド》を描きました。トゥットモンドとは、イタリア語で世界のすべてを意味する言葉です。ヘリングは生前にローマにも壁画を描きましたが現存せず、《トゥットモンド》がイタリア国内では現存する唯一の壁画です。
本展ではコレクションのハイライトである《無題(ピープル)》をはじめ、活動初期に地下鉄の広告板に描かれた《サブウェイ・ドローイング》、アンディウォーホルとの共作《アンディ・マウス》などと共に、ピサでの壁画制作を記録したダニエラ・メウッチによる貴重な写真群を併せて展示しました。

Tottomondo, 1989, Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation

INSTALLATION VIEW

インスタレーションビュー

Photo by ©︎Gerardo Teta