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キース・ヘリング生誕50年記念特別企画展「ぼくが信じるアート。ぼくが生きたライフ。—夢・愛・希望 そして平和—」

2008/04/25 (金) - 2009/01/12 (月)
会期:2008年4月25日(金)ー2009年1月12日(月・祝)
主催:中村キース・ヘリング美術館
協賛:日本航空、大日本印刷株式会社、日本通運株式会社、大成建設株式会社、株式会社早野組、ネッツトヨタ甲斐株式会社、株式会社やさしい手甲府、甲府通運株式会社、トヨタホーム山梨株式会社、株式会社ロード、株式会社ハートフルスタッフ、Quaras、(株)ケン・コーポレーション、ART PRINT JAPAN、株式会社萩原ボーリング、小谷野公認会計士事務所<順不同>

協力:The Estate of Keith Haring、TOKYO FM、YDNY Production Inc、KIDO Press Inc、財団法人多摩市文化振興財団(パルテノン多摩)、新潟県立近代・万代島美術館

1980年代を疾走したアーティスト、キース・ヘリング。31歳でこの世を去るまでの創作期間はわずか10年余り。ヘリングが残した膨大な作品群は、人々の直感に訴え、夢と未来、そして狂気さえも感じさせるような、生命の強いエネルギーに満ち溢れています。現代社会においてもなおその輝きを失いません。

2008年、キース・ヘリング生誕50周年を記念し、「It is ar t as I know it. It is life as I know it. ぼくが信じるアート。ぼくが生きたライフ。―夢・愛・希望そして平和―」展を開催いたします。

ニューヨークの地下鉄広告版の落書きが、ヘリングの名を一躍有名にした、80年代初頭のサブウェイ・ドローイング。繰り返し登場する犬や人間が初めて描かれた、ヘリングの思想を反映するブループリント・ドローイングや、大胆な色の大型立体作品、詩人ウィリアム・バローズとの共作「アポカリプス」全シリーズ、そして1987年パルテノン多摩(多摩市)で制作された貴重なワークショップの作品など、約90点の作品で構成されています。また、50周年展を記念し、特別に、ニューヨーク・ストリートカルチャーの伝説に捧げるべく、館内の一部の壁面にヘリングのドローイングが復元されました。自己の解放を生涯試みた、ヘリングの息吹が聞こえるようなユニークな空間が再現されています。本展をとおして、1980年代を知らない若者、IT世代の子どもたち、そして私たちに、ヘリングが追い求めた人類の希望と夢へのメッセージが伝えられています。

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キース・ヘリング生誕50周年記念イベント 詩とサウンド・パフォーマンス

E c o u t é(音霊)

会期:2008年9月21日(日)

会場:中村キース・ヘリング美術館

主催:中村キース・ヘリング美術館

協賛:株式会社スズケン、株式会社ザイマックス、株式会社アルソア本社、株式会社アルテミス

協力:LIVING TOGETHRE計画、YDNY Productions Inc、長谷川六、松永康

後援:東京FM

キース・ヘリングは1990年31歳という若さでエイズによりこの世を去った、80年代ニューヨークのアート界を代表する作家です。今年は生誕50周年記念を祝ったイベントとして、音・詩・踊りによるサウンド・パフォーマンスを開催いたします。

〈音〉近藤等則スペシャル・ライブ演奏

現在アムステルダムを拠点に世界中で音楽活動を続けている近藤等則が、キース・ヘリングに捧げて制作したニューリリース「Going Places・・・for Keith」(日本、ヨーロッパ、アメリカ同時発売)を発表します。ヘリングが活躍した80年代初頭のニューヨークのクラブ・カルチャー全盛期に、近藤自身もニューヨークでミュージシャンとして活動をしており、今回の新作では「レッツゴー・キース」や「グルーヴィー・ストリート」など都会の光と影を感じさせる曲など、あたかも宇宙や生命といったヘリング芸術にインスパイアされたかのような「ブロー・ユア・マインド」といったミステリアスな曲が収録されています。

〈踊〉音とコンテンポラリーダンスの饗宴 美馬佳代子、金野邦明、本村一真、織田きりえ

ニューヨークで構想された「母なる自然、生命、性、共存、感情」をテーマにしたパフォーマンスを、本イベントのため選り抜かれた日本のトップ・ダンサーたちが、近藤等則の生演奏を背景にパワフルに表現します。縄文の歴史が深い、小淵沢の深い自然を背景にし、野外の舞台中央から放たれる光を囲んで、神秘的な生命が木霊のように表現されます。

〈詩〉生前に書かれたヘリングの手記とLiving Together 計画(http://www.living-together.net)HIV/AIDSについてリアリティーを共有するための活動を行っているプロジェクト)に寄せられたHIV陽性者たちからの手紙を東京FM,および山梨県内のアナウンサーにより、朗読されます。感情が込められた一言ひと言が、大地に響きます。