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コレクション

COLLECTION

コレクターであり館長を務める中村和男は、1987年にニューヨークで一点のキース・ヘリング作品に出会ったことを機に作品蒐集を始めました。現在、中村キース・ヘリング美術館では、およそ300点の作品のほか、記録写真や映像、生前に制作されたグッズなど700点以上の資料を収蔵しています。また、ヘリングの多様な制作活動を伝えるために、作品の蒐集も継続的に行っています。
2017年には世界的なスタイリストとして知られるパトリシア・フィールドのコレクションである 「パトリシア・フィールド・アートコレクション」 を収蔵したほか、気鋭のアーティストを紹介する展覧会の開催および作品収蔵などにも取り組んでいます。

中村 和男

中村キース・へリング美術館創設者・館長

1946年、山梨県甲府市に生まれる。
京都大学薬学部製薬化学科卒業後、三共(現第一三共)株式会社に入社。新薬の開発に携わり、世界的に有名なブロックバスター「メバロチン」(高脂血症、家族性高コレステロール血症治療薬)の開発プロジェクトリーダーを務める。
1987年、ニューヨークでキース・ヘリングの作品と出会い、蒐集を始める。
1992年、シミック(現 シミックホールディングス)株式会社を設立。日本初のCRO(医薬品開発受託機関)を開始。臨床試験、創薬、科学技術振興などに関するプロジェクトの委員を務める。
2007年、山梨県北杜市小淵沢町に「中村キース・ヘリング美術館」を開館。キース・ヘリングの作品を展示する世界で唯一の美術館となる。