第13回中村キース・ヘリング美術館
国際児童絵画コンクール受賞作品
The 13th Nakamura Keith Haring Collection
International Children’s Drawing Contest
ミス・グランド・ジャパン賞 受賞作品
The winning works of Miss Grand Japan Awards
審査員 Judge
ミス・グランド・ジャパン 運営代表 吉井 絵梨子
National Director of Miss Grand Japan Eriko Yoshii
部門① Division I
きらきら
上島 昊衣 Koi Uejima(山梨県/Yamanashi, Japan)
【審査員より】
優しい色使いに惹かれました。 世界が今、大変な困難に直面しておりますが、この作品のように、 皆が優しい表情で、温かい空間に包まれる日が戻ってきて欲しいと思わせる作品だと感じました。 エントリーシートのコメントにありました「”これから”はキラキラ」というように、 ”これから”の世界が子供達にとってこの作品のようにキラキラ輝くものであって欲しいと思います。
部門② Division Ⅱ
雨あがりのカエル
齋籐 寛斗 Hiroto Saito(山梨県/Yamanashi, Japan)
【審査員より】
「”これから”の世界をどう生き抜こうか」 まさに私たち人間の”今”が、カエルの表情に反映されている作品ではないでしょうか また、カエルには”これから”の世界がどんなふうに見えているのか、想像が掻き立てられ、 思わず瞳を覗き込んでしまう魅力をこの作品に感じました。 カエルはヨーロッパ始め世界で幸運のシンボルとなっていますが、 日本でも、「福帰る」「無事帰る」など、縁起のいい動物とされております。 ”これから”の世界が、新型コロナウィルスが流行る以前の状態に「帰る」ことも願い、選出致しました。
部門③ Division Ⅲ
Peace, Please!
Iris Lo(香港/Hong Kong)
【審査員より】
本来、私は、彩り豊かな作品に惹かれることが多いのですが、『世界平和』『女性の社会進出』を理念にしているミス・グランド・ジャパンの代表として、この作品を選ばずにはいられませんでした。 女性というだけで、学ぶ権利も、選択をする権利、人権が全くない世界。声すら上げることのできない、悲しみ、苦しみ、そして、怒りがこの作品に込められていると感じました。 一人では戦うことができません。しかし、アートを通して、この”間違い”を世界へ訴えられるのではないでしょうか。性差別のない世界が1日でも来ますように。そんな願いも込め、この作品とともに、メッセージを世界へ伝えたいと思い選びました。