去る11月3日(日)、第11回中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクールの授賞式を開催いたしました。
秋晴れの空の下、この日のために、日本国内は宮城、茨城、群馬、埼玉、東京、山梨、京都、徳島、香川、長崎から、日本国外は香港、スリランカから受賞者とそのご家族の皆さま総勢80名以上がお集まりくださいました。
今年は裏庭の森の中で授賞式を開催いたしました。
天候が危ぶまれた中、授賞式開始の時間になると空がすっきりと晴れ、綺麗な八ヶ岳ブルーになりました。式は当館の館長・中村和男によるご挨拶からスタート。
本年度も、世界を舞台にさまざまなフィールドで活躍する方々に審査をご依頼し15の賞を設け、それぞれの審査員には、部門1(4~8歳)、部門2(9〜12歳)、部門3(13~17歳)の各部門から選出された42点の作品が受賞となりました。
また、本年度はミス・グランド・ジャパンより司会をMGJ2019神奈川県代表の金城仁美さん、プレゼントの贈呈をMGJ2019グランプリの湊谷亜斗林さんに務めていただきました。
この日ご出席くださった受賞者へ各審査員から賞状と記念品が手渡されました。
ミス・グランド・ジャパン賞の記念品は、なんとMGJのティアラなどを手がける公認クリエイターのMASAAKi TAKAHASHi様による特製クラウン。
湊谷亜斗林さんとMGJ代表の吉井絵梨子さんが受賞者につけてくださいました。
また、美術手帖賞の受賞者のうちこの日残念ながら参加ができなかったスリランカにお住いの受賞者とビデオ通話を行い、審査員である『美術手帖』編集長の岩渕貞哉さまよりお祝いのお言葉を述べていただき、受賞者の方からはスピーチを行っていただきました。
授賞式の後は懇親会を開催。受賞者とご家族の皆さんを囲み審査員やご来賓の皆さまも交えて楽しいランチの時間となりました。
スリランカからお越しの受賞者ご一家から、なんと当館へスリランカの伝統的なダンサーの置物をいただきました!
こどもたちはランチも早々と切り上げ、お庭や屋上で遊び始めていました。
この授賞式をきっかけにお友だちができた様子も見受けられ、とても嬉しく思います。
(会場:ヴィラ・キーフォレスト北杜
個性際立つ受賞作品は今週日曜日(2019年11月10日)まで当館「希望の展示室」にてヘリング作品とともに展示しております。